2015年10月19日月曜日

【Xcode / Swift入門】Segueを使ってみよう

本稿では、Xcodeの機能であるSegue(セグエ)について、記載いたします。


Segueとは

Segueとは、Xcodeのstoryboard上で作成した画面をコードを記述せずに別の画面に遷移させる機能のことです。
 例えば、
画面1→画面2
画面2→画面1
といった操作が可能になる機能(”→”に該当する機能)がSegueになります。
つまり、iPhoneアプリ開発に必要な画面遷移の方法についての説明となります。


Segueを体験してみよう

では、実際にプロジェクトを作ってSegueの動作を見ていきたいと思います。Xcodeを開いて、 
Create a new Xcode project → Single View Application → product name を”Segue”としてCreateボタン
を押します。
※プロジェクトの作成方法がわからない場合は、こちらをご参照ください。


プロジェクトが作成されましたら、Main.storyboardを選択し、シミュレータのバージョン、画面サイズを変更します(今回は、シミュレータをiPhone5S、画面サイズを4inchとします。)。


次に、ユーティリティエリアより、View Controllerをドラッグ&ドロップで真ん中のエリアに持ってきます。すると、 View Controllerが作成されます。つまり、画面を新しく作成したことになります。二つ目の画面もサイズを変更し、並列して並べておきましょう。



では、最初に作られていたView Controller(左画面)から先ほど作ったiew Controller(右画面)に移動するSegueの設定をしたいと思います。
左画面にボタンを適当に配置します(”進む”という名前に変更します)。そして、そのボタンをControlを押しながら右画面にドラッグ&ドロップします。すると、下図のような設定画面が出てきますので、Showを選択します。



すると下図のようにView Controller間を接続したような記号が出てきます。これがでればSegueの設定完了です。



同様に、右画面にボタンを適当に配置し(”戻る”という名前に変更します)、左画面へのSegueの設定を行います。



ここまで出来たら、一旦ビルドしてみましょう。進むボタンや戻るボタンをクリックすると、画面を行き来していることが確認できると思います。



Segueを応用してみよう

このSegue機能はNavigation barと連携して使うとよりアプリに近い感じになります。
例えば、ユーティリティエリアよりNavigation barを下図のようにドラッグ&ドロップでも持ってきます。




次に、Navigation barにBar button Itemをドラッグ&ドロップし、名前を変更します。



あとは、前述と同様に、進む/戻るのようなSegueを設定してあげることにより、画面の行き来が可能になります。



このようにSegueを使用することにより、簡単に画面の行き来が可能になります。

では、次回はSwiftを使ったデータの保存方法について説明したいと思います。




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