まずはXcodeを開いてください。Xcodeを開くと、”Welcome to Xcode”という画面が表示されます。
この画面は、Xcodeのスタート画面になっており、画面左側では、Playground(「1-6. Playgroundを使ってみよう」にて詳細を説明します)を開いたり、新規プロジェクトの作成などができます。また画面右側では、最近使ったプロジェクトが表示され、プロジェクトへ簡単にアクセスすることが可能になります。今回は、新しくプロジェクトを作成しますので、”Create a new Xcode project”を選択してください。
次に、プロジェクトのテンプレートを選択する画面が表示されます。
各テンプレートの説明は以下になります。
■Master-Detail Application
iPadやEmailなどに特化したアプリを作成する際に使用するテンプレートです。
■Page-Based Application
複数のページが必要なアプリを作成する際に使用するテンプレートです。
■Single View Application
単一のページ、もしくは、後からページを追加したい場合に使用するテンプレートです。(※このテンプレートを使用ことが多いです)
■ Tabbed Application
タブを使ったアプリケーションを作成する場合に使用するテンプレートです。
■Game
ゲームを作成する場合に使用するテンプレートです。
今回は、”Single View Application”を選択します。Single Viewと名前がついていますが、Xcodeが最初に作成してくれる画面がSingleなだけで、もちろん後から様々な画面の追加が可能です。とても使い勝手が良く、多く利用するテンプレートが、このSingle View Applicationになります。
次は、下記のようなプロジェクト名前入力画面が出てきます。
下記の内容を参照し、全ての項目を入力(選択)してください。
■Product Name
アプリの名前を入力します。
■Organization Name
会社名や製作者の名前を入力します。
■Organization Identifier
アプリを識別するための名前を入力します。
推奨は、"com.(Organization Name)"になります。
■Bundle Identifier
自動で作成されます。
■Language
”Swift”を選択します。Objective-C or Swiftの選択が可能になっています。
■Devices
iPhoneのアプリを作成しますので、"iPhone"を選択してください。
※Use Core Dataにはチェックをつけないでください。Core Dataについては、「3-3. データを保存してみよう」にて説明致します。
上記すべての入力が完了しましたら、"Next"を押してください。
すると、プロジェクトを保存する画面が表示されます。お好きなフォルダを選択し、”Create”を押してください。開発用のフォルダを事前に作成し、そこにまとめて保存していくことを推奨します。
次は、実際にアプリを作成するためのプロジェクト画面が表示されます。プロジェクトの画面は、ナビゲータエリア、エディタエリア、ユーティリティエリア、デバックエリアの4つの画面から構成されています。
各画面の説明は以下になります。
■ナビゲータエリア(画面左のエリア)
アプリに必要なファイルやフォルダが表示されます。作成段階にすでに必要なファイルは生成されています。
■エディタエリア(画面真ん中のエリア)
ソースコードを編集したり、ボタンやテキストボックスなど”見た目”からアプリを作成する際にも利用するエリアになります。また、複数の画面を使用する場合の画面遷移などもこのエリア内にて設定することができます。
■ユーティリティエリア(画面右側のエリア)
文字の色やフォントの種類や大きさなどの設定をするエリアとなっております。また、アプリの”見た目”作成に必要な部品の選択などもこのエリアを使います。
■デバッグエリア (画面下のエリア)
変数値の確認ができるソースレベルのデバックやエラー表示、println(よく使うので別途紹介します。)によるアプリの状況確認などの際に利用します。
Xcodeの上部には、ツールバーが用意されています。
一番右上のボタンは各エリアを隠したり表示したりすることができるボタンになっています。その横にある3つのボタンは、エディタエリアの画面表示切り替えボタンになっています。1画面表示、2画面表示、変更履歴表示などに切り替えることができます。
また左上の再生ボタンは、ビルド+iPhoneのシミュレータを起動するボタンになります。ボタンを押しビルドが成功すると、下記ような擬似的なiPhoneが起動され、アプリの動作確認を行うことができます。
また、シミュレータには便利な機能が具備されており、たとえば、よく使う機能としては、横画面表示が挙げられ、⌘+→を押すことにより横画面表示が可能です。(もしくは、Hardware内のRotate Left or Rotate Rightを選択することでも横画面表示可能です)。
では次回は、ボタンやテキストボックスなどアプリの見た目を作成するインターフェースビルダーについて説明したいと思います。
あ、ありがたい...
返信削除僕は脱獄していますが、知りたかった....
ありがとうございます!
これでひつの夢が叶えられるかもですww
本ブログをご覧いただきありがとうございます。夢を叶えて頂けるようこれからも更新していきます!!
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